福岡県主催ロールモデルトークライブ
「ミライをひらくキャリアデザイン~この夏、なりたい自分に会いに行こう~」
ついに最終日!
第4回、筑後会場のゲストは
工業高校出身、インフラ企業で活躍する若手女性技術者、小山さん、
劇団主宰、脚本・演出・俳優もこなすマルチな才能、中嶋さん
老舗蒲鉾店の伝統を守りつつ、新たな挑戦を続ける野田さんの3名です。
小山さんが進学先に工業高校を選んだのは、
同じく、工業高校出身のお父さんやお兄さんの影響が大きかったとのこと。
女子が少ないという不安もあったけど、高校卒業後は就職したいと思っていたので
工業高校なら、いろいろ資格が取れるというのも選んだ理由の1つでした。
実際、高校生のうちに、国家資格も取得したそうです。
技術系の女性社員はまだ少ないけど、自分自身がロールモデルとなって、
性別に関係なく、家庭と両立しながら働けることを示していけたらとお話しいただきました。
前例の少ない道を、自然体で進んでいく小山さんのこれからの活躍も楽しみです。
中嶋さん、実は理系コースで、薬学部への進学を考えていたそうです。
ところが、いざ進学を目前にしたとき、本当に自分がやりたいことは何かを考え、
演劇の道に進むことに。
厳しい道なだけに、大変なことはたくさん。どうしたらいいかを探すように
演劇の世界で成功している人たちに会い、話を聞いて、真似をするようにしていたとのこと。
そんな中で、同じ夢を追いかける人たちに演技を教える仕事を始め、経験を重ねるうちに、
今度は自分が演じる仕事や演出の仕事が入ってくるようになったというお話が印象的でした。必ずしも、やりたいことにまっすぐ進むことが、達成のための手段や近道ではないんですね。
中嶋さんからは、最後に、ご自身のすてきな夢もお聞かせいただきました☆
老舗の蒲鉾屋さんで育った野田さんは
道徳の時間にビデオで見たマザーテレサの半生に心を奪われます。
カンボジアでのボランティア活動にも参加し、一生をカンボジアに捧げることを決意。
しかし、社会人になり、再びカンボジアへの渡航を考え始めたころ、
はじめて、家族が心から心配していることを知ることに。
「まずは日本で家族のためにできることをしよう」
そう思い立ち、職人さんのもとで、蒲鉾づくりを一から学ぶことになりました。
カンボジアでのボランティアも、蒲鉾づくりも
「誰かのために、今自分ができることを」という野田さんの想いでつながっていました。
「勇気をもって、一歩を踏み出してみて。世界は本当に広くて、知らない職業もたくさん。勇気をもって、楽しみながら、人生を歩んでください」
「自分のやりたいこと、没頭できることを、何か1つ見つけて、とことんやりぬいてほしい。そこでつらい思いをしたとしても、その経験はあとからきっと活かされます」
「やりたいことに迷ったときは、それをやっている自分が好きと思える方を選んでほしいです。自分のことを大事に、そして周りの人のことも大切に」
最後に、3名のロールモデルのみなさんから、次の一歩を後押しするメッセージをいただき、
トークライブ全日程が終了しました。
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開催にご協力いただいたロールモデルのみなさん、
そして、会場&オンラインでご参加いただいた中高生のみなさん、
本当にありがとうございました!
12人12通りのキャリアヒストリーから
なりたい自分に近づくヒントを見つけられたことを願っています。
実現したいミライに向けて、一歩ずつ歩みを進められますように。
次は、10/12(土)開催の福岡県キャリアデザインフォーラム2024
「ミライをひらくあなたへ」
ぜひ13人目のロールモデルに会い来てください。
みなさんと会場でお会いできるのを楽しみにしています!
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